数学YouTubeチャンネル開設

 YouTubeチャンネル 開設してしばらく経ってしまっていますが、このブログを次のような用途に使っていこうと考えてます。

1. YouTubeチャンネルの補足説明
2. 数学に関連した話題のテキストプラットフォーム

 今のところ、YouTubeチャンネルでのメインコンテンツは数学の輪講動画です(更新頻度が10日以上開き出してるので、それもどうなるやら)。ともあれ運用していくと、「概要欄」では余白が足りないことが結構あって、特に参考文献の紹介については積極的にブログで補足していこうかと思います。決めたこととして、YouTubeに関連した記事は stma タグをつけることにします。stmaというのは ShinobuTheMathAppliedの略で、チャンネル名そのまま。

2はYouTubeとは無関係に、教育の話題や応答数学の分野で発信していきたいという感じ。

普段仕事で(技術の)設計書は書いてますが(精密さを求められる文章)、その文章とメディアのいわゆる「記事」(面白さを求められる文章)とはもちろん主旨が違い、前者はいかに解釈の余地を残さないか、後者はいかに「面白み」を抽出できるように分かりやすくデフォルメできるか、と思える。

 出てくるものを見ると相反する価値観みたいですが、文章に限らず「数学を発信する」という活動は、この両方を求められるようです。実際の所、これは発信する対象を数学の専門家にしたとしても、(専門性の有無はありますが)基本的に同じですね。

 「精密さ」と「面白さ」を両立した発信をする上で、数学と他の専門分野とで違う難しさの種類があるとすれば、数学は恐らく、デフォルメすると消える面白さの割合が大きい、と思うことが多い。証明の途中に突然現われる細かい処理や、後付けかと思うような定義に、なぜか面白さの本質が隠れてたりして、下手にデフォルメするとごっそり持ってかれる感じ。

これをどう処理するか、ですが、その話題は又にしましょう。やり方は色々ありそうですね。

ライフワークとして自分の為にやってるものですが、励みになりますので、宜しければ YouTube の方もチャンネル登録・コメント等で応援宜しくお願いします。