音を聴く

このブログの主旨ではないのですが、更新することは悪いことではないので、思いついたことを書くことにします。

練習の時に音を聴くことがなぜ重要か、この答えはシンプルに「音楽」という字が表していることだった。つまり音を聴いてする練習は楽しい。

この当たり前のことをぼんやりと気づけずにいて、私がまだ音楽に熱中していた当時、それこそ肌で感じてたであろう感覚は、自分がなぜ音楽をやっていたかの記憶と共に隅っこに追いやられていたのかも知れない。

楽しいことは良い。

しかし楽しいことこそが価値という意味ではない。

人はその知能故、自然を遠ざけ、(人間に)最適化された生活環境も、楽をする道具も、快楽を与える薬も、思いつくものは作り出せてしまう ― それこそ生きる意味を失うくらいに。

ただでさえそうなのだから、生きている実感を感じたいのであれば、何も楽しいことが良いと思わなくても良い。むしろ基本的には辛くて面倒臭い、苦しい思いをして、少し楽しいくらいで我慢ができればそれに越したことはない、と考えている。

しかし音楽はそれだけではだめで、音を積極的に楽しむ姿勢も必要だと、最近そう考えるようになった。上の意味で言えば、「楽しい」ことがいみじくも人を自然に帰してくれる。

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