仕事が忙しくなったり、雨が続いてアウトドアから遠ざかると、クライミングギアの取り扱いを忘れそうになります。
このような時、クライマーの皆さんはどのように技術を維持されてるでしょうか?
私は山岳ガイドでもプロのクライマーでもありませんが、一人で登山道のないところを進んでいくスタイルが好きなので、自分とパートナー (もしいれば) が生きて帰るための最低限の技術として、どんなに忙しくても月一度は技術チェックを行います。
以下チェック項目を列挙したので、自身の備忘録と共にどなたかの参考になれば幸いです。
注意点
- 全ての組み合わせを通し練習すると、環境にも依りますが2時間程かかります。
- フィールドでの実践には危険が伴います。セットアップに際しては結び目の破断強度、クライミングギアの向き、設置位置、設置順序、力の加わり方等を全て理解する必要があります。その上で用途に応じて重要と思われる項目を列挙しているつもりですが、このリストは完全ではありません。
結び
- チェストハーネス
- シットハーネス
- シートベント
- ダブルボーラインノット
- バタフライノット
- ラビットノット
- クローブヒッチ左ビナ上
- クローブヒッチ右ビナ上
- クローブヒッチ左ビナ下
- クローブヒッチ右ビナ下
- ムンター左ハンド二重
- ムンター右ハンド二重
- ムンター左ハンド
- ムンター右ハンド
- ムンター左ビナ
- ムンター右ビナ
ロープ回収
- Rethreaded Figure Eight Knot
- Macrame Knot
上下降
- ムンター+バックアップ+下降停止+スリップノット+ミュールノット+ATCユマリング
- 緊急ラペル (south african rappel)
- プルージック
- ブレイクスヒッチ
- クレイムハイスト
- マッシャーノット
ロープソロ
- ロープソロシステム
- ショックアブソーバーシステム
コンテニュアスビレイ
- チェストコイル
- ハンドコイル
- セカンド緊急停止
- 逆流れ防止アンカー
- 荷重体勢からの復帰(ユマリングテクニックの応用)
レスキュー
- 流れ止め付き流動分散支点
- 固定分散支点
- クアッド・アンカーシステム
- 2倍レイジングシステム
- 3倍レイジングシステム
- 2×3倍レイジングシステム