なんと言うか、日本という国は — 断っておくと日本に愛着はあるのだ。
事情を詳しく知れば知るほど、大なり小なり政治団体を含むありとあらゆる組織について、具体的な事は一々説明しないけども、淘汰、排除、追い出し、何と呼ぼうとともかくそのような運営上の — 対象が人間に限定されない — 懲罰的な仕組みが全く出鱈目というか機能不全ということを目の当たりにして、それを見て見ぬ振りをする権威側にも、迎合してそれでも自分たちはとにかく頑張るしかないのだと、信仰をむしろ強める人々のあれこれを聞いては、「こうして利権は守られるのだ」と嫌気が刺すどころか、最近はもはや絶望を通り越して無我の境地に達しており、そのような事を知る事に対して耳を閉ざしている。
そうして自分は専門外だからと、無関係だからと思って自分の仕事をまともにする様にしている。現実逃避では無い。生活や人生に不満がある訳では無い。
そんな私でさえそう思う。