群論再考

Todd-Coxeterの方法というのがある. 与えられた有限群Gに対し自由群からGへの全準同型を構成して構造と位数を決定する手法で, 最近これを使ってリー剰余群を調べているのだけど, 群の知識がぼやけていて少し復習がて … 続きを読む

Manifold

検証の記録なので面白いものは何も無いかも知れません. 計量gを備えたリーマン多様体(M,g)の可微分曲線が同値であるとは, 上への微分同相であって     を満たすことと定義する. このときと書いて, … 続きを読む

新年明けました

集合論再考の順序数の計算部を修正。 新年明けて初記事であります! センター試験が昨日で終わって、問題が上がっていました。 それぞれ予備校が速報を出していて、駆り出される人は大変ですね。 自分はというと、II/Bの大問1と … 続きを読む

大学生クイズ?

確かそういう名称だったと思う。 それに出ていた大学生がある問題をあまりに即答するので不思議がっていて、解法を教えてくれとの要請があったため調べることにした。 内容は次のような問題。 「年利3パーセントの金利が発生する預金 … 続きを読む

logによる展開?

今日は仕事が長引き特に問題を解いたりする気力もないので, 前にFourier展開で少し言及した対数関数による展開ができるための条件について少し考えてみました. 目標は次のような言明. 複素領域Ωにおける有理型fが与えられ … 続きを読む

可換環3

写像の文脈では, 著者によって「写す」と「移す」という異なる表記があるらしい. 前者はmapの和訳通り, 「ある集合の元をある集合の唯一つの元に移すもの」, つまり「写像主体」になっていることを強調する表現で, 後者は元 … 続きを読む